Column

2022年3月14日(月) 中国人のママが来て、日本人の僕が思うこと

 

人というのは誰しも一体感つまり帰属意識が必要で、それを家族に求めるのは当然の帰結なのだと妙に納得してしまう。別の言い方をすれば、そのような一体感また帰属意識は家族またはほぼ家族のような関係の中だからこそ初めて得られる。ここ中国でどんどん中国人化する僕の、このガチで受けて与える関係は終わりそうもない。自分自身がまだ元気なうちは終わらせるつもりもないし、終わらせたくもない。

 

2022年1月19日(水) 中国の日本語学校における日本人教師の展望

 

中国の富裕層や勝ち組の親でさえ、「箱」そのものを変えることは到底できない。どんな国であれ企業であれ個人であれ、この「箱」の中における制約から到底逃れられない。そんなことは有史以来の自明の理ではあるのだが、改めて「曲がっているものは真っすぐにできない」という格言を思い出さずにはいられない。

 

2021年12月22日(水) カリスマ日本語教師が文化庁長官表彰を受けることの意味

 

「カリスマ」を「神の賜物または天賦の力」と訳すところまではいいとしても、それをもって並外れた影響力を行使してきた一握りの人間だけを‐しかも他の人間のことを全く顧みず、かえって自分のために利用してきたような歴代の人物を‐カリスマ視するのであれば、一番迷惑なのは当の神様に違いない。

 

2021年11月23日(火) 中国の日本語学校における日本人教師の処世術

「今の世のありさまは変わろうとしている」とはよく言ったものだ。こと日中関係に関し、世の中が全く様変わりしてしまったとつくづく思う。これから10年先がどうなのかは神様以外誰も知らないが、僕自身の日本人としての中国現地生活12年の経験から言わせてもらうなら、現時点での中国企業での就労には明らかに一定のメリットがある。

 

2021年10月15日(金) 現地滞在で中国語力は実際伸びるのか?中国の日本語教師の視点

個人的な経験から申し上げれば、中国においでになって僕のように10年以上が過ぎれば、少なくとも語学オンチの僕並みの中国語力が自然と身につく。これは世界中の移民の皆さんの外国語力が、貧富や能力や環境にかかわりなく10年スパンで生活にほぼ困らなくなるのと同じである。だがどうやら、それ以上の語学力の伸びは思ったほど簡単ではない。

 

2021年8月30日(月) 日本人が中国で運転免許を取得して一番思うこと

いや、ちょっと待て。新規取得免許の有効期限が6年間ってことは、僕らのハーフの娘の小学校卒業を機に日本に引き上げた、その翌年に更新ではないか。日本に引き上げてから、この中国の自動車運転免許証の更新を一体どうしたらいいのか。日中を行き来し生活する日本人にとって、今後も思うところは尽きそうもない。

 

2021年7月21日(水) 「実際、中国のワクチンどうだった?」日本人として打って思うこと

「世界の団結」なるものは、世界的流行病や世界大戦の戦後処理程度ではまだ生じない。良かれ悪しかれ、それこそ既存の宗教をさえ凌駕し覆しかねないような尋常でないベクトルが働いて、初めてなんぼなのである。そんなわけだから、中国科学院院士で中国疾控中心(中国疾病予防管理センター・CCDC)の高福主任の「良い知らせ」は、やはり「こちらのお国が使える『カード』がまた増える予定です」ぐらいの話なのだろう。

 

2021年6月9日(水) 「中国のワクチンどうだった?」現地在住の日本人が話してみる

中国のコロナ収束の現実と監視社会の現実とは表裏一体なのである。今のところ正の側面が強く、今後も(たぶん)正の側面が続いていくのだろう。一方で、負の側面についてはどうなのか。「負の側面?そんなものはないです。引き続き諸々監視はさせていただきますが、外国人やハーフの子どもたちへの強制はないです。いや自国民にだって、強制なんか何もないですよ!」となってくれるよう、ただただ願ってやまない。

 

2021年5月31日(月) 「日本の小学校教科書で日本語を学ぶ」というのはどうなのか

コミュニケーションツールとしての中国語は、ネイティブの小学校卒業レベルが相応のレベルであるという点で英語と似ている。ところが日本語は、百科事典の説明文なり(読解)、大学入試の小論文なり(作文)、学生の接客バイトなり(大人同士の会話)まできてやっと「卒業」となる。日本に移民としてやって来る外国人の子どもたちはまだしも、外国人の親たちは相応の努力をしないと「卒業」できず、日本社会での日常生活に支障が生じる。

 

2021年5月10日(月) 日本の教育は中国より遅れている?算数の教科書に見る「解答」

小学校1年生の日中の算数の教科書から垣間見える「解答」とは何か。バイリンガル教育プラス算数教育のために、小学校4年ぐらいまでは中国を含む中華圏にとどまり、その後日本に帰ってから新たに日本語をみっちり学ばせるというのが、中華圏に赴任中の日本人の親御さんらにとっての一つの「解答」となろう。

 

2021年4月26日(月) 外国人向け「やさしい日本語」が30年後の日本人に意味すること

「やさしい日本語」が政府や大学を軸に始動した事実は、日本語が、日本が、そして僕ら日本人が、ある意味で歴史上の転換点にさしかかりつつあることを意味している。良かれ悪しかれ「外国人の受け入れは不可避」な中、「日本語を用いて相手にきっちり自分の考えを述べて、相手を自分の意見に同意してもらう」ことができないなら、「30年後の日本」は日本人にとっても外国人にとっても住みにくいところとなってしまうだろう。

 

2021年3月15日(月) 日本語教師になって知る、異文化コミュニケーションの複雑さ

「人工知能(AI)を使ってリアルタイムの同時通訳を2025年に実現」というのは、機械翻訳しやすい「機械に適合させた」Global Textの音声認識および翻訳に必要な「10秒の時差」を「同時通訳者並みの2、3秒」にしましょう、ということらしい。日本語教師の悩みが尽きることは当分なさそうだ。むしろ機械翻訳の台頭により、今後ますます中国の人々を含む外国の人々との「人間だからこそできる」異文化コミュニケーションが、日本でも中国でも必要とされていくだろう。

 

2021年3月9日(火) 日本人が中国人の「翻訳組」にモノ申す?「翻訳」に求められる切実な「覚悟」

「翻訳」に求められる切実な「覚悟」とは何か。それは一言で言うなら、恐らくはネイティブの翻訳者(つまり外国人、この場合は中国人)に頼らざるを得ないという現実を受け入れる、ということに他ならない。もっと言ってしまえば、翻訳者の資格や肩書がどうあれ、読者である一般の人々に通じない翻訳はアウトなのである。翻訳において個人プレーよりグループ作業がより奏功し、時には一般の読者へのモニタリング(通じるかどうか意見を聞くこと)さえ必要になるゆえんである。

 

2021年3月3日(水) 「中国の小学校教科書で中国語を学ぶ」というのはどうなのか

中国語学習について言えば、「私を見てください!」といった「塔」建設の試みは、「大多数の人」にとって結局時間の無駄になる。「塔」ではなく身の丈に合わせて「慣れ」ようとするなら、「大多数の人」にとって結局時間の節約になる。では、どうやって「慣れ」ればいいのか。もし中国人の友人がおり、その子どもも中国語ができるなら、その子こそがあなたの「身の丈」に合った「相応の先生」なのかもしれない(子どもは大人より自由な時間があり喜んで会話に応じてくれ恐らく無料でそうしてくれる)。その家にもし中国の小学校の教科書があるなら、なんとその教科書も、である。

 

2021年2月27日(土) 多すぎる中国の宿題、在中日本人の親にプレッシャー?

僕らとしてはこの機会に、日本の父兄と子弟の皆さんすべてに、ご挨拶と熱いエールとをお送りしたい。誰もがプレッシャーを感じることのないような世界が、早々に実現すれば一番いいのだが。今のところ「逃れ道」また「出口」があることに感謝しているものの、僕ら父兄と子弟が中国でも日本でも「宿題問題」というプレッシャーのただ中にあって、それぞれ何らかの「逃れ道」また「出口」が設けられるよう、ただただ願うばかりである。

 

2021年2月12日(金) 中国人が引っ越したい国ランキング、日本は何位?

あの有名な「バベルの混乱」よろしく、恐らくはどの言語であっても「話す」ことと「聞く」ことは大多数の「外国人」にとって非常に難しい。脳の言語領域のシナプスを一瞬にして形成するなどという神業は、文字通り奇跡の領域である。ところが人類史が数千年経過し、「書く」ことと「読む」ことにより情報がそれなり蓄積・共有されていき、交通手段の発達により国際間交流が以前より容易になり、ここ数十年の間にインターネットで世界中が結び合わされ、文字情報の共有が相応に達成された結果、ネット上の文字情報は日中間でほぼ共有されている。というか、すべて筒抜けなのである。

 

2021年2月2日(火) 在中日本人の僕が中国コロナ統制を受け入れるワケ

恐らく、欧米のハイスクールまたはジュニアハイスクールの歴史の授業の一コマなのだろう。一人の少女がデモクラシー(民主主義)に関する授業で、スピーチをすることになった。スピーチの課題は「人類の統治形態の歴史」である。その少女の「意表を突いた結論」とは何か。現代人の僕らが知るデモクラシーというのは、実のところ人類の統治形態の史上最高の最終形態ではなく、自由を愛してやまない人類が最終的に辿り着いた末期的な混乱状態なのだという。

 

2021年1月28日(木) 中国コロナワクチン接種開始、リスクに在中一般日本人が感想

「科学というのは基本的に、既に目の前にある自然とか法則とかを研究して、からくりを一部解き明かしたりうまく組み合わせたりといった話」に過ぎない。「全くのゼロから何かを新たに作りましょうとかやっちゃいましょうとか、からくりが全部丸見えで自由自在に組み合わせてとかいう話じゃない。だから当然、からくりを見誤ったり勘違いしたりでうまくいかない、という場合が生じ」得る。

 

2021年1月23日(土) 極力日本に帰りたくない在中日本人、頼みは中国の「神薬」?

僕ら「小皇帝」な現代人の「神薬」満載な薬箱を、もし秦の始皇帝とお付きの練丹術師らが見ることがあるなら、現代中国の「神薬」の多種多様さに腰を抜かすと同時に、必ずや失望するに違いない。秦の始皇帝に至っては、「不老不死の霊薬はどこじゃー!」などと大声を張り上げることだろう。ああ、一体どうしたら、人類総出で数千年かけてもまだダメなのに、まして「神薬」ごときで若さや健康を手に入れることなど到底ムリだという自明の理を受け入れてもらえるのだろう。

 

2021年1月12日(火) 中国人が選ぶ好きな中国料理10品で知る、インバウンドの「食」のおもてなし

上記料理は「中国人が選ぶ好きな中国料理10品」ではあるが、僕の中国人の妻は山東省出身のため、たとえば福建料理(閩菜)の佛跳牆をいまだ食べたことがない(記憶に薄いまたは食指が動かない)。逆に中国の別の地方の人の中には、山東料理(魯菜)の紅焼海参を食べたことがない(記憶に薄いまたは食指が動かない)人がきっといることだろう。とはいえ上記10品こそが、中国のそれぞれの地方で結婚式や他の会食の機会に必ずや出され、その地域でよく知られている「中国ふるさとグルメ10品」であることは間違いない。

 

2021年1月5日(火) 外国人が選ぶ好きな中国料理10品、全部食べたあなたは中国通?

上記「外国人が選ぶ好きな中国料理10品」は比較的容易にクリアできる。もし中国においでになる機会があるなら、10品全部を1週間以内にクリアできるだろう。だから「外国人が選ぶ好きな中国料理10品」または数十品を食べて、「中国通」な自分に満足できる人は幸いである。これが100品また1000品と数を増すにつれ、中国の人はどんどん盛り上がり、日本人の僕らはどんどん「理解不能」となっていく。

 

2020年12月31日(木) 美食国1位は中国でない?「外国の美食が理解できない」ことから学べる教訓

「外国人には美食が何かを理解できない」。これを言い換えると「外国人には中国の美食を理解できない(中国人には理解できる)」となる。だがそれは同時に「中国人には外国の美食が理解できない(外国人には理解できる)」ということにもなろう。そして実のところ、日本人の僕らは「火鍋」を含め、中国の美食を本当には理解できていない。これは敷衍すれば、日本人の僕らは、外国の美食を本当には理解できていない。

 

2020年12月26日(土) 「草の根電気自動車」か「中国版電気軽自動車」か、在中日本人の悩ましき選択

もし来年に中国の自動車運転免許を取得し、法規制により「草の根電気自動車」の利便性が減少し、かつ僕らの「草の根電気自動車」の寿命が尽きてしまった場合、免許の切替よろしく「中国版電気軽自動車」に切替ということもあり得る。とはいえ、僕らはやっぱり「草の根電気自動車」にこのまま乗り続けることになるのでは…という予感もある。

 

2020年12月17日(木) 日本語と中国語、難しいのはどっち?中国の日本語教師の視点

中国語の読み書きは、発音や聞き取りに比べれば相応に楽です。友人が教えてくれたんですが、中国語ができる日本人が欧米に行くと、なんでもスーパーマンのようだと思われるそうです。欧米人の多くは中国語と格闘した末、ピンイン(ローマ字で書かれた中国語の発音記号)止まりな人が多いのに、日本人は漢字をそれなり読めて書けますから。

 

2020年12月6日(日) 日本語と中国語の発音に必要な「覚悟」中国の日本語教師の視点

その1:子どものようになって、中国語または日本語をとにかく楽しく学ぶ。その2:僕のように異国に一人捕らわれの身となって…いや違った、移住して帰れなくなったと想定し、ひたすら慣れようと頑張り続ける。つまり、これまで世界中で何千年にわたり移民の人たちが経験してきたことを、そのまま、まるっと受け入れればいい。そう覚悟すると、脳も受け入れモードになる。だからこそ移民のほとんとが、最後には第二の母語を話せるようになる。

 

2020年12月3日(木) 日本語と中国語、習得しにくいのはどっち?中国の日本語教師の視点

意外に思えるかもしれないが、日本語と中国語は共に、特に発音が(そして聞き取りが)同じぐらい難しいのだ。これは僕にとっても意外な結論なのであるが、恐らくどの言語であってもそうなのではなかろうか。つまりは、あの有名な「バベルの混乱」である。どの言語であれ、即聞き取って即理解し即話すなどという神業は、誰にとっても容易ではない。

 

2020年11月29日(日) 中国のコンビニを利用した日本人がコンビニ離れを決めた理由

あるいは将来、中国のコンビニは大化けするのかもしれない。このお国の政府が自ら気合注入となれば、なおさらである。そして「中国のコンビニを利用した日本人が『尋常じゃない』と思う理由」みたいな記事が出る日が来るのかもしれない。正直なところ複雑である。というのも最近の中国のスーパーやファストフードのセルフレジから察するに、「(その)無人店を含めた24時間営業店は、将来的には身分証確認か顔認証をしない限り売り買いも何もできないようにするための一環」(と)なるからだ。

 

2020年11月14日(土) 「メイソウ」は「中国版100円雑貨」という誤解と、あんまりな皮肉

「今中国では、100円ショップなんかより500円ショップのほうが盛況です!」とでも言えば、幾らかでも分かりやすいだろうか。「パックス・チャイナ」という新語や、米国との「押し合い」は、10年前にはなかったのである。だから、僕たちが娘を連れて日本に帰国予定の6年後に、中国は-そして日本は-どうなっているんだろうと思わざるを得ない。

 

2020年10月31日(土) 驚きの検索結果ゼロ-中国TikTokで「楽天ポイントダンス」が全く知られていない理由

中国TikTokで「楽天ポイントダンス」が全く知られていないのは、ネット上の「大きくて深い裂け目」からすれば、何も驚くべきことではない。だがそれが僕にとっていささか予想外だったのは、僕が既に半分中国人のようでありながら、残り半分がやはり日本人だから、ということにあったようだ。

 

2020年10月21日(水) 中国で新型コロナウイルスのPCR検査を受けさせられて思うこと

分かりやすく言えば、現代人は良かれ悪しかれ、一人一人が「小皇帝」なのだ。僕個人としては、ご自身で何でも決める自由をお持ちの日本の皆さんもまた、ご自身でよい判断決定をされつつ、コロナ禍を自ら首尾よく切り抜けられるよう、ただただ願ってやまない。

 

2020年10月16日(金) <コラム>中国のタピオカ屋がつぶれない、しごくもっともな理由

中国のタピオカ屋には、中国の若者たちの「コト消費」がある。加えて、中国人的には「物珍しいだけでなく、美味しい」ので、ハンバーガーショップより人気がある。なにより、たとえ「タピオカ屋の赤裸々な現実」があるとしても、毎年1万店が人気店として生き残るため、全体としては増え続けている。

 

2020年10月8日(木) 「中国人爆食報道」にノー!中国のバイキングビュッフェで思うこと

この手の記事の多くが、中国人の食習慣や食に対する見方が日本人のそれとは違うことばかりをことさら強調し、日本のインバウンドに必要不可欠な実際的かつ具体的な対処法について前向きに論じていない。しかも日本人の「中国人観光客はもう勘弁してください」みたいな非現実的コメントや、中国で中国人相手には絶対に言わないであろう在日中国人のおべっかであふれている。

 

2020年10月5日(月) 教える側になって知る、「通じない日本語」という真相

ここで言う「通じない日本語」というのは、日本人同士であれば諸々の共通項ゆえに字面を超えて通じるかもしれないものの、字面だけで日本語を学ばざるを得ない中国人(敷衍すれば外国人全般)には通じないかもしれない日本語の表現(特にエッセーや随筆等の文章)のことを指している。

 

2020年9月16日(水) <コラム>コロナ禍のリモートワークに最強なパソコンは一体どれなのか―日本人が中国で得た結論

僕的には鋭龍つまりRyzenがおすすめだ。だってCoreよりずっと安いし、仕事用であればCoreと比べても遜色は全くない。まあ日進月歩なパソコンなわけだから、将来的にはRyzenをボロクソに言う記事があるいは出るのかもしれないが、今のところネット評も高評価なものが多い。

 

2020年9月9日(水) <コラム>中国企業が日本語教師に求める人材像から学べる教訓

「なんだ、思ってたより敷居が低いみたい」と思われたなら、あなたは中国企業が日本語教師に求める人材像にかなりの程度マッチングしている可能性が高い。つまりあなたは海外というステージでのライフ値がそれなり高いわけで、日本語教師はもとより、その方向に求職のターゲットを広げればいい。

 

2020年9月4日(金) <コラム>中国・大連発リモートワークという選択はどうなのか、日本語教師の先生たちに聞いてみた

日本でできる日本の仕事を探したい!日本語教師なんて自分に向いてない!中国の会社なんて不安!中国の人になんか教えられない!リモートワークって給与待遇が悪いのが相場でしょ?といったしごくもっともなご意見をお持ちの皆さんに、僕の同僚の日本語教師の先生たちの生の声が、なにがしかの参考になればと願ってやまない。

 

2018年6月8日(金) <コラム>中国で日本語と中国語のバイリンガル教育、簡単なようで難しい

最近は各界において若年世代の活躍が目覚ましい。一方で僕らが日本人と中国人のハーフである4歳になる娘にかけるささやかな期待は、娘が大きくなってからバイリンガルになるということだけだ。ただしこれは、簡単なようで難しい。

 

2018年1月25日(木) <コラム>卓球・張本智和くんの「チョレイ!」たたき、日本と日本人の特異性を如実に映し出す

男子卓球の張本智和くんの「チョレイ!」に野球評論家の張本勲氏がTBS系「サンデーモーニング」で苦言を呈したと聞いて、正直、ただただやるせない。

 

2018年1月15日(月) <コラム>日本人の感覚ではとてもやっていけない、中国のカオスな宅配便事情

2017年の「双11節」つまり11月11日「独身の日」恒例のセールは、まさにジャストタイミングだった。

  

2017年10月2日(月) <コラム>日本人、中国で電動バイク買う=「すべては自己責任」という悩ましき事情

日本で年老いた親の面倒を見るために帰国したはずなのに、諸々あっていつの間にか中国にまた戻ってきて一番の悩みが交通手段である。

 

2017年7月17日(月) <コラム>医療大国・日本に慣れると、中国での生活がどんどん心配になる

「医療大国」日本から中国に長期留学や出張をする少なからぬ皆さんのあちらの国での健康のことが心配になる。

 

2016年8月31日(水) <コラム>中国ビジネス成功の秘訣=嫌中嫌韓の先にある実情をまるっと受け入れるべし!

中国で日本のモノを売るという今はやりの中国ビジネスに「参戦」したいと思う時、これだけはという鉄則があるとすれば、それは中国流「中抜き社会」の実情というものをまるっと受け入れることにある。

 

2016年8月30日(火) <コラム>あなたは本当の中国激安スマホをまだ知らない=お買い得だったが、アレをやる勇気はない

中華スマホの雄である小米(シャオミ)を明らかに意識した恵米の山寨手機(いわゆるニセモノスマホ)こそ、中国本家本元の激安SIMフリー中華スマホなのだ。

 

2016年8月23日(火) <コラム>福原愛はなぜあんなに中国語がうまいのか?

日本だけでなく中国においても高い人気を誇る卓球の福原愛選手だが、中国での人気の一因は中国メディアによれば中国語の流暢さにあるという。

 

2016年8月20日(土) <コラム>中国人の「爆買い」にはわけがある!激安な中国のWindowsタブレットを使ってみて思うこと

「1、2年しか使えないかもしれない安物を買うよりは、長く使える有名メーカー品を購入した方がいいですよ」。そう言って僕を諭してくれたのは日本人ではなく中国人の友人だった。